二人目じゃないよ自腹だよ

アラフィフ主婦のダイエット(40代半ばで人生初の10キロ減成功)と子育て中心の雑記ブログです。

【感想】『小児科医が作ったゆっくりこくごプリント』を読んで

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『小児科医が作ったゆっくりこくごプリント』をご紹介します。

はじめに

 

 うちの一人目ティーミンがひらがなを覚えられないのは、やる気の問題ではないのかもと思い始めた6月に購入しました。

 この本を手にした時、表紙に小さく書かれた『おくれがちな子、LD児、ADHD児など、どの子も伸ばす』と書いてある、その『LD』に少し動揺しました。

 正直なところ、今でも我が子の発達障害について受容しきれているとは言えません。でも、障害かそうでないかにこだわるのではなく、ティーミンの『困った』が減ったり、彼にとって良い環境が与えられるかが大事だと思うようにしています。

 

本の内容・特徴

この本の最初の数ページは、保護者や指導者へ向けての解説になっています。

これを読むと、人が読み書きを習得する時にはさまざまなステップを踏んでいくことがわかります。そして、そのステップのどこかでつまづくと、読み書きが苦手になるというわけです。

この本による『読み書きが苦手になる理由』は、概ね三つに分けられています。

①心の目の力(視覚認知)が不足
②注意力が不足
③言葉の力(音韻意識)が不足

そして、それぞれの能力に対応した練習問題がその後に掲載されています。

思いもかけないところに原因が潜む可能性を考えると、この本の練習問題で子供の苦手をチェックするのは重要です。

我が家での使い方

ティーミンの場合、①に対応する問題は苦もなく解き、視覚認知の能力に不足がない事がわかりました。でも、③に対応する問題は目にしただけで拒否しました。

このことからも、ティーミンの読み書きの苦手は音韻意識の低さからくるとわかりました。

しかし、結局この本の練習問題は(ティーミンが拒否したため)ほとんど使用しなかったので、ひらがなの読み書きの習得にどこまで役立つかはわかりません。


問題は全体的に難しい印象はなく、該当の能力をアップするための練習が楽しくできそうです。

いずれにせよ、原因が分からないと対応のしようがありません。
我が家の場合、この本で読み書きの苦手の原因を絞り込めてよかったです。