二人目じゃないよ自腹だよ

アラフィフ主婦のダイエット(40代半ばで人生初の10キロ減成功)と子育て中心の雑記ブログです。

【今週のお題】お弁当の隙間

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へしこをご存知ですか。
青魚に塩を振って、糠漬けにしたものです。


義母が、若狭地方のお土産に買ってきてくれたことがありました。


「ま、お酒の肴やけどね。」


味見したところ、独特の味と塩辛さで、下戸の私には縁の薄そうな食品でした。でも、お酒好き(すぎて肝臓がヤバめ)の夫は食べ慣れた好物だったらしく、とても喜んでいました。


そして、義母は続けて言いました。
「お弁当の隙間に入れるのにもいいよ。」
その言葉に、今度は私が嬉しくなりました。


夫は毎日、私が作った弁当を持って出社します。おかずの半分以上が冷凍食品の手抜き弁当ですが、女の私用のそれとは勝手が違います。

 


早い話、容量が大きいのです。

 

弁当作りを始めた頃は、用意したおかずを詰めても、まだ大きな隙間ができて困り果てることばかりでした。今も時々、目算を誤って慌てることがあります。

 


つまり、私にとって弁当作りの苦労とは、【隙間を埋める】ことなのです。


それが解消されるなんて、なんという僥倖でしょう。

 

私はすぐに、へしこを弁当に利用しました。

魚だから、タンパク質のおかずですよね。

タンパク質のおかずといえば、メインのおかずと考えてもいいわけです。


ミニトマトが2個入るくらいの隙間や、カボチャの煮物が3個入るくらいの隙間に、どんどんへしこを詰めました。

 


数日は平穏に過ぎました。

しかし、ある夜のことです。

夫が、珍しく神妙な顔で切り出しました。

 


「へしこってさ、塩辛くてそんなに量は食べられへんねんけど。」

 


衝撃の真実が判明した瞬間でした。


つまり、義母が言った【弁当の隙間】とは、お漬物を添える程度、梅干しなら1個分程度の隙間のことだったのです。

 

 

毎朝弁当の隙間に悩みすぎて、義母の言葉を自分の良いように解釈してしまったんですね。反省。

 


ちなみに、最近夫に弁当を作って欲しいと頼まれた時のことです。


「愛がたっぷり詰まった弁当がいいな。」


夫に冗談まじりに言われたので、私はにっこり笑って答えました。

 

 

「愛が詰まってるかはわからんけど、隙間はがっちりおかずで詰まってるよ。」

 

 

 

今週のお題「お弁当」