二人目じゃないよ自腹だよ

アラフィフ主婦のダイエット(40代半ばで人生初の10キロ減成功)と子育て中心の雑記ブログです。

【今週のお題】間取りのこだわり

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私は、結婚するまで実家暮らしでした。
生まれてからずっと、30年以上同じ家に住んでいたのです。

結婚して、生まれて初めて『自分の家を決める』という経験をしました。
夫の通勤のしやすさを重視して、絞り込んだ候補は二つ。
そして、最終的な決め手は、『キッチン』でした。

新築物件で、シンクや作業スペースの高さがちょうどよい。
そして何よりも真新しいIHのコンロ付き。
母や妹から「IH器具が便利」と聞いていたので、使ってみたかったのです。

 

キッチンにこだわりがあるなんて、さぞや料理上手だと思われるでしょう。
でも、実は私、実家にいた頃はほとんど料理をしませんでした。


私自身、料理にあまり興味がなかったことと、他の家族が私よりずっと料理にうるさかったのです。父も母も料理が作れて、妹はスパイスからカレーを作るようなこだわり派でした。


なにせ、私以外の家族が鍋奉行(北町奉行と南町奉行が角を突き合わせているだけでなく、あくすくいのあく代官まで口を挟む)なのです。そんな状態になると、よほどの熱心さがなければ『食べる係』に専念するほかありません。

でも、もう『食べる係』に甘んじていなくて良いのです。
私が料理を作るのです、家族の健康を守るのです、憧れのIHコンロで!!!

・・・結論から言うと、私はIHは向いていなかったです。

 

火を使わないので安全なのが利点ですが、料理初心者で火加減を目で確認したい私には、火が見えないのでわかりづらかったのです。それに、持っていたフライパンや鍋がIHに対応していなかったので、また買い直したりしました。

 

そして何より、キッチンフロア自体は、広いリビングダイニングから続いているのに、キッチンの作業スペースは周囲を壁に遮られていて半分独立しているような作りだったのです。

 


壁一つあるだけで、あんなに音が聞こえなくなるのですね。キッチンで作業していると、リビングの一番奥で点いているテレビは見られないし聞こえないし、リビングでまったりしている夫とちょっとした話もできません。

 

楽しみだったキッチンでの料理が、とても孤独な作業になってしまったのです。
キッチンが他から見えなくてよかったと思ったのは、独り占めしたい高級チョコを隠れて食べる時くらいでした。

 

だから、次に転居する時には、ダイニングキッチン(作業スペースと食事場所が同室)にしました。その次は、カウンターキッチン(作業スペースと食事場所がカウンターで仕切られているけどよく見える)にしました。

 

次に引っ越す時も、やっぱりキッチンから家族の顔が見えるのがいいなと思っています。

 

 

 

 今週のお題「間取り」