はじめに
実は私、35歳を過ぎてから結婚しました。今の夫と知り合ったのは、結婚相談所の紹介でした。お見合い結婚です。
29歳で結婚相談所に初めて登録して婚活をスタートさせてから、結局3箇所の結婚相談所にお世話になりました。
結婚相談所のシステムの私的デメリット
私がお世話になった結婚相談所のシステムは皆ほぼ同じで、同性のファイルの閲覧は出来ず、アクセスできるのは異性のファイルだけでした。パソコン上のデータ閲覧か、オフィスでのファイル閲覧かの違いはあっても、顔写真と簡単なプロフィールを見て、「この人に会いたい」と思ったら申し込み(お相手に連絡)します。
このシステムの難しいところは、30代で結婚相談所の登録をしている大抵の男性は、写真写りがイマイチだったことです。芸能人ではないのだから当たり前なのですが、写真を見ただけで好感を持てる人はほぼいなかったです。年収や趣味や居住地などで絞り込んでから、最後に写真で選ぶにしても、30代前半の頃の私は外見にとらわれていました。どなたにも「会いたい」と思えないことが多くて、途方に暮れました。
(ご不快にさせたら申し訳ないですが、個人的な意見です。)
私がお世話になった結婚相談所のうち、2箇所では「会いたい人に申し込みして」としか、言われませんでした。
でも最後に登録した結婚相談所では、確か私が35歳目前だったのですが、東大寺の大仏そっくりの所長さんに、はっきりと言われました。
「いいなと思った人に申し込みしても、無駄やで」と。
会いたい人に会えない理由とその対応策
「会いたい、素敵」と私が思う人は、私より婚活市場において条件(もしくは格、ランク)の良い人なのだそうです。そして、人間は大抵、自分より条件の劣る人間を選ばないらしいです。
つまり、お相手を厳選していると、会いたい人には会えず、申し込みされる相手は会いたくないことになり、永遠にすれ違うことになるのです。
「せやから、そこそこの辺りで手ぇ打って、とにかく数打ちまくるんや。」
面と向かって言われた時は、正直イラっとしました。でも、真理だと思います。
もちろん、あなたが美人でどんな男性もよりどりみどりなら、こんな忠告は無意味でしょう。
でも、あなたが35歳を過ぎて本気で結婚したいのに、婚活に行き詰まっているなら、そしてあなたの心はとても綺麗だけど容姿は十人並みだとしたら、考えてみて下さい。
あなたに申し込みをした人は、あなたと同じように心がとても綺麗かもしれません。でも、会って話してみないと、その良さはわからないのです。
あなたが絶対譲れない条件は、本当に譲歩できないものですか。