はじめに
実は私、結婚したのは35歳を過ぎてからでしたが、初めて結婚相談所に登録したのは29歳の頃でした。つまり、婚活の期間は5年以上だったという『超ベテラン』です(!?)。
しかも、結婚相談所は結局3箇所ほど、お世話になりました(手間のかかる奴ですいません)。
もし誰かにリアルで尋ねられたら、「ご縁がなかったもので」と答えるところですが、ここでは正直に答えます。
「本気で結婚する気がなかった」からです。
『結婚したい』と私が本気で思うまで
学歴は割と高い方だったのにそれを活かすことができず、大したキャリアもなかったけれど、だからと言って結婚するのは、「なんか違うかな、私は逃げてるんじゃないかな」と思っていたのです。かといって、絶対結婚したくないわけでもないので、「いい人がいたら結婚しようかな」などというナメた考えを持っていました。
でも、ある時不意に気づいたのです。両親だっていつまでも生きてはいないのに、ずっと独身でいたらいつか一人ぼっちになるのは確定だ、と。心の底から「寂しい」と思いました。その時ようやく、パートナーが欲しいと本気で思うようになりました。
結婚に対する『意識』を具体的なものに変える
私が結婚に至るまでに変えたのは、外見やキャリアではありません。
結婚に対する『意識』です。とにかく、自分がしたい結婚について考えました。それも、なるべく具体的にです。
例えば、結婚したらどんな生活がしたいのか、です。他人に発表する必要はないので、自分に正直になって考えてみて下さい。
恥を忍んで、私の当時のプランを発表します。
- 結婚したら、子供が出来るまでは仕事をする。
- 子供が幼稚園や学校に行く頃には、パートに出る。
つまり、お相手に求めるのは、私が無職になる期間は私を養ってくれる経済力とやる気があることです。
さらに、条件を少し変えて考えてみます。
- 「専業主婦なんて無駄だからパートに出ろ」。
- 「パートなんて無駄だから家事をしろ」。
実際に夫から言われたらどっちもイヤな気分になりそうですが、どちらの方が自分にとってマシな申し出なのか考えてみました。
子供が幼い時期は人生から見れば一瞬なので、その間だけでも我が子の成長をそばで見守りたいと望んでいました。それに、私には誇れる仕事も特技もありませんでした。
つまり、「男女平等」のリベラル派よりも「女は家で家事」の昭和的発想の人のほうが、究極的にはマシというわけです(もちろん私の意思を尊重してくれるのが最良です)。
こんな風に具体的に考えていくと、これまで漠然としていたことがはっきりしてきます。
私の条件の場合、お相手の顔面はさほど重要ではないということです。
私の結婚がそれまで遠のいていた原因のひとつは、お相手の外見にとらわれてすぎてしまうことでした。
生理的に受け付けないのならともかく、お相手の写真写りの悪さを会わない理由にするのは、非常にもったいないと思えるようになりました。
そう、人間は見た目じゃないんです!
…いや、夫はそんなにひどい御面相ではないですよ、念のため。
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