『発達障害とグレーゾーンどの子ものばすお母さんの教室』をご紹介します。
うちの一人目ティーミンが発達障害かもと思い始めたころに読みました。
そして、感銘を受けました。
子供の頃、私は親によく怒られていて、体罰や締め出しは当たり前でした。
昭和時代によくあった『しつけ』です。大人になってその悪影響が出ているということはありませんが、少なくとも『そのおかげでまともに育った』とは思えなかったです。
だから、ティーミンを育てるのに、叱りすぎないように、世に言われる『褒めて伸ばす子育て』を実践しようとしていました。
でも、自己流でやろうとすると難しいです。
子供も成長してくると、『そんなふうに、エラいねえって言わないで』と怒ったりします。
親の上から目線が鼻についたり、単にバカにされている気分になるのでしょう。
おまけに、親も子に対する要求水準が高くなるので、なかなか褒められなくなります。
この本では、いわゆる『褒めて伸ばす』の実践方法が分かりやすく書かれています。
端的というと、『親からの肯定的な声掛けで子供の脳の成長を促す』ということです。
教材を買うなどの初期投資などがいらないのが良いです。
親子のコミュニケーションで、子供の問題行動がなくなっていくのです。
この本の一番のおすすめポイントは、『誰にでも効果がある』という点です。
【うちの子供は発達障害じゃないし関係ない】と思ったあなた。
早計です。この本に書かれた方法は、発達障害であろうとそうでなかろうと、それどころか子供でも大人でも使えるのです。なぜなら、『脳に効く』方法だからです。
私はこの本を読んで、今までうっすら理想としてきた自分の子育ての方針が正しかったと思えましたし、例え我が子が発達障害だろうとこの方法でなんとかしてやろうと思えました。
その後、ひらがなのオリジナルトレーニングをスムーズに進めることができたのも、この本を読んで親子関係を良くしていられたためだと思っています。
子供の勉強をみてやりたいけどうまくいかないと言う人や、子供が言うことをきいてくれなくて悩んでいる人は、この本を読んで親子のコミュニケーションを見直してみることをお勧めします。